GW-USH300N を Windows10 で動作させてみた

はじめに

2010 年 9 月に発売された GW-USH300N を試行錯誤の中、Windows10 で動作させる事ができたので紹介します。
Windows 8 や Windows 8.1 でも同様の方法で動作するはずです。
追記:Windows 10 Anniversary Update 及び Creators Update した際に再インストールが必要になる可能性があるそうです。その際もこちらの方法で再インストールできます。

GW-USH300N はそのままでは Windows 10 で動作しない

GW-USH300N の動作対象は Windows 7(32/64bit)/ Vista(32/64bit)/ XP(32bit)に限られています。
GW-USH300N のドライバーは「ドライバー署名」がないため、セキュリティが強化された Windows 8 の 64 ビット及び Windows 10 ではドライバーのインストールが不可能なのです。

ダウンロードする

先に GW-USH300N のドライバーを公式サイトからダウンロードします。
この後の再起動後、ネットワークに繋げなくなる可能性があるためです。

インストールする

一時的に OS のセキュリティ機能を一部無効にしてインストールします。再起動したらまたセキュリティ機能が戻りますのでご安心ください。

シフトキーを押しながら再起動する

シフトキーを押しながら再起動をします。
シフトキーを押しながら再起動を選択する

再起動時にオプションを設定する

トラブルシューティング → 詳細オプション → スタートアップ設定 → 再起動をクリックします。
「オプションの選択」で、「トラブルシューティング」を選択する 「トラブルシューティング」で、「詳細オプション」を選択する 「詳細オプション」で、「スタートアップ設定」を選択する
再起動後に次の画面が出るので「ドライバー署名の強制を無効にする」つまりキーボードの 7 を入力します。
スタートアップ設定で「(7)ドライバー署名の強制を無効化する」を選択する

互換性の設定をする

インストールソフトの「Setup.exe」を右クリック → プロパティから「互換性」より「互換モードでこのプログラムを実行する」にて「Windows 7」に、「設定」にて「管理者としてこのプログラムを実行する」と設定します。
Setup.exeのプロパティで、「管理者としてこのプログラムを実行する」を選択する

ドライバーをインストールする

「Setup.exe」を起動してインストールします。インストール中「ドライバーソフトウェアの発行元を検証できません」と警告が出ます。「このドライバーソフトウェアをインストールします」を選択します。その後、再起動をしたらインストール終了です。
「ハードウェアを検索し、ドライバをインストールしています PCI GW-USH300N Driver」 Windows セキュリティより「ドライバー ソフトウェアの発行元を検証できません」警告の表示

再起動する

「完了」をクリックして再起動すると接続できるようになります。
「Install Shield Wizard の完了」 PCI GW-USH300N Utility

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